ゲームレビュー「星のカービィ64」

64のカービィ
最大の特徴はコピー能力ミックス。
筆者のカービィデビュー作で一番好きなゲーム
音楽と雰囲気が最高。 

 

1.ゲームシステムについて

今作特有のシステムとして、コピー能力をミックスすることができる。
おなじみのアイスとかカッターの基本能力7種類をミックスすることができる。
28種類あるミックス能力はなるほどと思わせられるものが多くとても面白い。
(アイス+スパークの冷蔵庫とかバーニング+ボムの花火とか)
性能はピンキリで明らかに使いどころがないミックスもあるけど、
当たりはずれも含めて楽しむことができる。
個人的にはスパーク+カッターのライトセーバーが好き。


100%クリアのためには各ステージに隠されたクリスタルを集める必要がある。
コピー能力を駆使した入手方法もあり、謎解きとしても楽しむことができる。
6-3の地面をバーニング+ニードルで壊すところとか自力で分かる子供はいるのかな?

 

2.ストーリー、雰囲気について

カービィの住むポップスターの近くの星、リップルスターがダークマターに襲われる。
妖精のリボンは宝物のクリスタルを持って逃げるけど、ダークマターに砕かれて近くの星にばらまかれる。
ポップスターに落ちたリボンはカービィと出会う。
カービィがいろんな星のクリスタルを集めながらリップルスターを目指すというシンプルな話。


ストーリーはムービーで展開されるけど言葉は一切使われない。特にカービィが冒険に出るときとリップルスターに乗り込むときの展開と雰囲気がキャラの動きだけで伝わってくるのは本当にすごいと思う。 

またムービーの動きと音楽のタイミングがばっちり合っているのが見ていて気持ちいい。こういうのはどうやって合わせるんだろう。
大まかなムービーを作ってそれに合う曲を作ってさらに細かく動きを合わせるとか?

 

頭を空っぽにしてもわかるくらい簡単な話だけど大事なところではしっかりとプレイヤーの気持ちを盛り上げてくれる。
ゲーム中ではクリスタルをゲットした時しか出てこないリボンがラスボス戦でついに一緒に戦闘に参加してくれるところやクリスタルをすべて集めていないときのバッドエンドが印象的。

 

3.音楽について

ステージの曲は石川淳、ムービーの曲は安藤浩和と、おなじみのお二人が担当している。(筆者は25周年コンサートでお二人を生で見たのが自慢)
細かく音を刻み続けるカービィ音楽の特徴が強く出た曲が多く、砂漠の冒険してる感、海の爽やかさ、雲の上のフワフワ感、終盤の緊迫感など、様々な曲が各ステージの雰囲気を的確に表している。

好きな曲を挙げ始めるとキリがないが、演出として感心したのはボス戦の曲。
ボス戦はストーリー中に5回あるので曲をしっかりと覚えることができる。その状態で表のラスボス戦が始まったときに、いつものイントロかと思ったら違う曲だった驚いたことをよく覚えている。いつものボス戦と違うことを強烈に印象つけられた。

正統派の「いい曲」だけではなく、石川淳特有のどうやって思いつくのかわからない曲もばっちり入っている。
カービィ3と64あたりの石川淳の曲は本当に素晴らしい。
もちろん最近の曲も好きです。

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4.総評

最近のカービィと比べると操作にもっさり感があるのが気になるけど、
ステージの面白さや音楽の質では引けを取らない。
難易度については、慣れすぎたせいで難しいのか簡単なのかもう分かりません。
当時はブルブルスターの工場で何回もゲームオーバーになった記憶はあるけど小学生でも100%クリアできたのでそれほど難しくはないのかな。
気軽に遊べるゲームなのでぜひプレイしてみてください。
あと4人対戦できるミニゲームも面白い。

おわり

 

ブログデビュー

年取ったときに見直すと楽しいかなと思ってブログを始めてみることにした。
後で読んだときに当時と感覚の違いとかが分かると面白そう。
タイピングとか文章作成の練習になるしね。


まずは好きなゲームについてまとめてみようと思う。
たまには日々思ったことを書いてみたいかも。